2019年で東日本大震災から8年を迎えました。日本はまさに「地震大国」、いつどこで地震が起こってもおかしくない国に私たちは暮らしています。
私の住む地域も「南海トラフ」が起こると言われて続けています。来るべき時に備え、こちらに我が家のローリングストック品をまとめました。どんなものを揃えたら良いのか…と思われる方はぜひ参考にして見てください。本やネットで情報を集め、自分なりに考え実際に我が家で揃えた項目ばかりです。



以下にローリングストック品の一覧と、選んだ理由などを記していきます。
<主食系>
コモ「毎日クロワッサン」
コモの「毎日クロワッサン」は、愛知県小牧市に本社を置く長期保存可能なパネトーネと呼ばれるタイプのパンを製造している会社です。自動販売機のパンなどで知っている方もいるかも?通常のパンが賞味期限2〜3日に比べ、パネトーネ種を使用したこちらは35日と長期保存可能。わが家では月1程度箱買いし、普段食べている食パンが切れ、なおかつ補充していないタイミングなどで回し使いします。甘めの生地でとても美味しいので、子供達も大好きです!
フルーツグラノーラ
栄養バランスが良く、フルーツも取れます。お菓子としても朝食・軽食としても便利。後述の牛乳と合わせて良し。
早ゆで3分スパゲッティ、マカロニ
早く湯であがるので、災害時のエネルギーの無駄遣いを防げます。レンジで作れるパスタの容器と合わせて用意し、「水漬けパスタ」にすればさらに時短で調理可能。
【みんなが作ってる】 水漬けパスタのレシピ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが296万品
そうめん
こちらは備えているというより頂いて多く残っているのでいつもあるのですが、こちらも茹で時間が短くすみますので良いかと。また、茹で汁にそのまま出汁やレトルト味噌汁等を入れてにゅうめんとして食べると、水も無駄になりません。
レトルト粥
被災時は心身ストレスで食が進まないこともあるようで、水分も含み、消化に良いお粥は揃えておきたいところです。ただし、うちは子供はおかゆを嫌がり食べませんが…。大人には温めることができたらホッとしますね。冷たいままでも食べられるのが嬉しい。
パックごはん&チャーハンの素
レンジがないと食べられない!と思われるかもしれませんが、炒めることができればチャーハンとして食べられます。
インスタントラーメン
定番中の定番ですね。カップラーメンならお湯さえ確保できれば洗い物も出ません。
<生鮮系>
こちらでは常に多めにストックしてある生鮮系を紹介。
じゃがいも
長期保存野菜の定番です!※じゃがいもは管理が悪い(光に当たる)とソラニンという毒素が増えます。管理には注意を。
玉ねぎ
何に使っても優秀な野菜。外に吊るしておくなどすれば日持ちします。こちらも我が家では欠かせません。
卵
卵は実は、常温で約2ヶ月食べられます。(要加熱)栄養価も高く、調理の幅が広いのでぜひストックしておきたい食品です。
<レトルトパック系>
※レトルト食品は加熱調理済みなので温めずそのまま食べられます!
パスタが茹でられたり、ご飯が温まっていればそのままかけて食べればパスタやご飯の熱で少し温かくもなります。
パスタソース
前述の「水漬けパスタ」などと合わせて。
レトルトカレー
定番中の定番ですね。子どもさんも食べ慣れた物ならホッとできます。また、防災関連の本に「キャラクターシールなどが入っているものが、震災のストレスの中子どもの楽しみになった」と書いてありなるほどと思いました。好きなキャラクターのものを多めにストックしておきたいですね。
丼系レトルト
温めたごはんにのせて食べればワンボウルで立派な食事です。
炊き込みご飯の素
こちらはこのままは食べられませんが、被災時に不足しがちな野菜をご飯と炊き込んで一緒に摂取することができます。
<缶詰系>
素材系缶詰
その他の缶詰や手持ちの野菜と組み合わせて調理しましょう。
こちらの記事で実際にストック品を組み合わせて作るレシピを紹介しています。
シーチキン
コーン缶
スパム
スパムおにぎりにすればお子様でも食べやすいかと!こちらも生肉の入手が難しい場合に代用して炒め物に使ったり、ラーメンのチャーシュー代わりにも。
カットトマト
サラダチキン
ミックスビーンズ
果物系缶詰
おやつとして食べられます。
フルーツミックス缶
惣菜系缶詰
言わずもがな、そのまま食べられるローリングストック基本中の基本。
おでん缶
焼鳥缶
焼きさんま缶
サバの味噌煮缶
サバの味噌煮缶も、そのまま食べて良し、炊き込みご飯やそうめんにも合うので重宝します。
<乾物系>
この辺も、汁物の具やラーメン、そうめんに追加したり、ほかのストック品と合わせることで一品増やせます。小分けのマヨネーズなども用意しておくと、調理の幅が広がりそうです。(大きいものは停電時は使い切れず腐りますので)
味噌汁の具、乾燥わかめ
生野菜の入手が難しい時に、汁物やラーメンに足して食物繊維を摂取できます。
切り干し大根
干し椎茸
粉末マッシュポテト
こちらも便利です。パン粉などがあれば、炒ってくっつければコロッケ風!中にコーンやツナを混ぜても美味しそう。
ドライフルーツ
普段からおやつとして食べ慣れておくと被災時も無理なく食べられます。ビタミン補給にも良く、簡単な蒸しケーキなどに入れてもフルーツとして楽しめます。うちの子供達はなぜかドライいちじくが大好物…そのほかドライクランベリーなどもよく食べます。
<汁物系>
インスタント味噌汁
カップスープ
缶入りスープ
こちらのポッカサッポロの缶入りスープは春夏限定で発売される商品です。賞味期限が一年ありますので、たくさん買って置いて春に買い足しています。温めず飲める上、パックのようにお椀に出す必要がなく洗い物も出ないので非常に便利。
レトルトスープ
<飲料系>
水
あってありすぎる事はありません。賞味期限が切れたものもトイレを流したり洗い物に使えるのでストックしておきましょう。個人的には大きなボトルではなく、500mlなど小さいものの方が使い切れなかったときの無駄が少ないので良いと思います。
お茶
我が家では子供が飲みやすいノンカフェインの麦茶のボトルの他、殺菌効果を期待して緑茶もストックしています。1.5リットルでは飲み残しの保管に問題が出ると思い、割高ですが500mlのケースを用意しています。
牛乳
牛乳には長期常温保存できる商品(ロングライフ牛乳)があります。未開封で2ヶ月ほど常温保存できるので大変便利です。グラノーラやシリアルと合わせてストックがおすすめ。こちらもなるべく小さいパックのものを用意するのが◎。スーパーの冷蔵の牛乳コーナーの物でも、よく見ると「常温保存可能」と書いてありますのでみてみて下さいね!
スポーツドリンク
脱水症対策に。急な熱などの時に便利なので我が家ではケース買して回しています。
ゼリー飲料
我が家ではカロリー補給目的でエネルギーのみ。ビタミン系も良いかもしれませんね。子供たちには飲みづらいので、普段からおやつ代わりに飲んでいるQooのゼリー飲料を用意しています。気持ちが落ち込んで食欲のない場合も摂取しやすいと思いますし、多少腹持ちもいいかと。
野菜ジュース
被災時に不足しがちな野菜を補うことができます。子供には子供用の飲みやすいものを。普段から飲み慣れておくことをオススメします。
普段のジュース
子供たちの精神安定用に。飲みなれているものをストックしておきましょう。
子供のお菓子
震災では大人以上に子供は不安を感じます。なるべく精神の安定をはかれるよう、普段から食べ慣れたおやつをストックしておくことを強くお勧めします。
うちはお友達の出入りも多いので、お菓子コーナーだけやたら高頻度で回転していますが笑 小分けのものの方が、無駄が減らせます。4連菓子系がオススメ。
以上が、我が家の揃えているローリングストックの一覧です!
備えあれば、憂いなし。ローリングストックを始めよう
収納スペースにも限度がありますので、全てを1週間分備えているわけではなく、家族四人でなんとか1週間くらいはしのげるのでは…というレベルでそれぞれをその時入る分だけ揃えている感じです。(最近は3日分、ではなく各家庭1週間分は必要、と池上彰さんもおっしゃっていました。)
ローリングストックを最初揃えるのはかなりの出費が伴いますが、安心には変えられません。家族を守り、自分を守れるのは自分だけ。何かがあってからでは遅いのです。
そして、どんなに備蓄食料を用意しても、生きていなければ食べられません。
この記事を目に止めてくださった今が、家具や窓など、耐震対策ができているか振り返ってみるいい機会だと思います。ぜひ一人一人が防災に目を向け、減災へと繋がってくれることを望んでやみません。